ワーキングマザーが、仕事が物足りないと感じることは贅沢なのだろうか
という件について。
いや、別に贅沢ではないよね。
勤務時間が昔のようにはいかないだけで、仕事スキルが落ちたわけではないもんね。
それでも急な残業対応ができなかったり、長期出張が厳しいというだけで、補助的な業務に振られちゃったりするわけ。
組織全体のリスクヘッジとしては仕方ないとは思うものの、給料さえもらえればいいやーってスタンスではないワーキングマザーにとっては、「私、何でこの仕事してるの?」的な発想になるのも仕方ないわけで。
だって、育休から戻ってくるワーキングマザーってことは、10年選手の人たちも多いでしょ?
10年っつったら、いい具合にマネジメントも出来るし、かといってパソコン苦手な中高年でもあるまいし、ちょーど色々いい具合な頃だと思うんですよ。
ただ時間の制限があるってだけなのに、出張や異動は初めから遠慮されているし(実際は無理なんだろうけども)、その割に時短で勤務時間減ってるのに完全に育休前と同じだけの業務量を割りあてられたりして、精神的にも肉体的にも上手く回るはずがない。
上手く回ってるとしたら、きっとそのワーママは昼休み潰して、トイレ行くのも我慢してひたすらお迎えに間に合うようになんとか終わらせてるだけだと思うの。
そんでダッシュで職場を飛び出したとしても、本当はやり切りたかったタスクとかが頭の中でぐるぐるしながらも保育園のお迎えや自宅に走るわけです。
あー、明日これしないと。。。ってことを手帳になぐり書きして、化粧ドロドロの顔でご飯の準備したり、小学生の宿題の答え合わせしたり、自分は立ちながら食事したんだかどうかも分からない味見したり。
子供お風呂入れて、歯磨きの仕上げして、「9時までには寝かせないと、でも子供ともゆっくりしたいな」っていうワーママならではの罪悪感と戦いながら、完全に消化不良のまま寝かしつけながら寝落ちる。深夜2時に目覚めて片付いていないダイニングとキッチンを見て戦意喪失。
私の場合は毎日こんな感じですね。
だから何だってこととしてはですね、精一杯やってるわけですよ、今も昔も。
活躍してるわけですよ、それなりに。
だけど、決して時間だけじゃはかれない物足りなさを感じている人は多いのでではないかな。
遠慮されるでもなく、無茶振りされるでもなく、
短い時間で濃いくてスキルを要する仕事。
私が求めているのはそういうことなんだと思う。