働くママを応援したい働くママのブログ

仕事も子供も諦めたく無いと思ってはいるけど、キャリア志向では無い正社員共働きママの、思ったことをツラツラ書いているだけのブログです。

母は専業主婦でした。私、絶対に専業主婦にはなりたくないと思いながら育ち、ワーキングマザーになりました。

いや、専業主婦がイヤだったわけではなく、

専業主婦だった母を、どうしても理解することができなかったのですねー。

現実的にさ、子供が3人も4人もいる人だったら、

働きに出るの難しかったりしそうだしね。

 

私の母は、私を含めて子供二人。

結婚するまで数年働き、大手企業に勤めていた父と結婚、同時に退職。

専業主婦として、時々なんか仕事したりしなかったり、

生活のためではなく、稼いだお金は自分の小遣い。

103万未満での収入なので納税も社会保険料も納めず。

平日はジムに行ったり、友達とお茶をしたり。

地域のボランティアや自己研鑽の勉強したりとかはなく。

 

あの時代は普通だった生き方をしていた人です。

お稽古の送迎してもらったり、ご飯作ってもらったり、

感謝はしています。

 

でも、尊敬はできないんです。

 

「家のこと手伝いなさい」とイライラしながら言われることはイヤだった。

生意気かもしれないけど、

「私、学生だからさ、学業が主。専業主婦のお母さんは家事が主でしょ」

と思ってましたよ。

実際、そう言ったこともあったかな。

 

育児休業中の今、専業主婦と変わらない時間の過ごし方してます。

ねえ、余裕じゃないか。暇じゃないか。時間なんかたっぷりあるじゃないか。

子供に「手伝いなさい」と命じなくても、

一日中家にいればたいていの家事なんか終わるじゃないか。

 

自分が母親になれば、当時の母親の気持ちも分かるようになるのかと思ったけど、

やっぱり私には分かりそうもないや。

 

思春期の頃は「お母さんのような生き方はしたくない」

と言ったこともあったかな。(ひどい娘だね 苦笑)

 

何より一番理解できないのは、

「お父さんが働くのを許さなかった」

「あの時代はそういうものだった」

と、何かにつけて「夫」や「時代」のせいにすること。

 

違うよ、違う違う。

そんな「夫」を選んだのはあなただし、

周りと同じように生きることを選んだのもあなた。

全て、自分で選択したことなのに、第三者のせいにするところなんだ。

あの時代だって、夫に反対されたとしたって、

働き続けた人はいたはずでしょ。

 

そんな思い出があるからか、

今でも仕事を辞めていく友人たちが

「夫が専業主婦になってくれと言うから」

と言うセリフを言うと違和感しかない。

 

「大の大人が、夫が言ったから専業主婦してるって理由はありえないよ。

 人のせいにするんじゃないよ。

 私は働きたくない、って素直に言えばいいじゃん」

 

と、心の中で思っておりますね。

(絶対言えないけど)

 

私が絶対に専業主婦になりたくない理由は二つ。

 

一.経済的に誰かに依存して生きたくない

もうこれこれ。

何の保証もないのに無収入になって、

夫からもらったお金で生活していくって、恐怖でしかありません。

3割が離婚する時代ですよ。

3割破綻するって分かってる状況で、保険かけずに働くとか怖すぎ。

夫が病気で働けなくなったりとかね、家出したりとかね、

浮気したりとかね、何があるか分からない。

「うちの夫に限って!」とかいうセリフも意味が分からない。

アパート経営してて不動産収入が入ってくるとか、

親の莫大な遺産があるとかだとまた違うだろうけどね。

 

二.誰かのために我慢したなんて思いたくない

「夫が働いたらダメだと言うから」

「子供が家にいて欲しいと言うから」

誰かのために、なんて、こんな都合のいい言い訳はない。

「自分がこうしたかったから」と言われる方がいい。

「子供が寂しくないように家にいた」なんて、

後から自分のせいにされる子供はたまったもんじゃないよ。

思うのは勝手だけど、絶対に子供に言ってはいけないセリフじゃないか。

私、自分が働きたいから働いてますよ。

もちろん、今は時短勤務にしたり、

収入よりも両立のしやすい職場を優先するとか、調整はしている。

でも、我慢はしていない。

 

こう考えると、私がワーキングマザーやっているのは、

母の生き方を否定しているところが大きいからなんだろうな。

子供は親の背中を見てるというのは、

必ずしもプラスではなくて、反面教師になる場合もある。

 

さて、我が子たちは、この母の背中を見て一体何を思うのか。

 

何と思われてもいいのだけどね、

自分の人生、自分で決めて欲しい。

 

「経済的に誰かに依存はするな」

「誰かを言い訳にするな」

 

と言うことだけは伝えていきたいな。